こんにちは。
puamalie市川佐予です。
4月21日は第15回目となる
チーズプロフェッショナルの木津多香子さんをお迎えして、チーズのお話会でした。
国産チーズコンテストの審査員もされている
チーズプロフェッショナルの木津 多香子さん。
「日本の生産者さんも素晴らしいチーズを生産されています!」
ということで
今回は西日本でおススメの酪農&チーズ工房さんをご紹介頂きました。
広島県三次市の「三良坂フロマージュ」さん。
4月8日のあさイチでも紹介されたので、今や注文が殺到されてるのだとか、、、
こちらの工房さんは「山地(やまち)酪農」という
山に放牧するスタイルで牛やヤギを育てているそうです。
(日本では放牧スタイルで飼われているのはわずか1%くらいだそう、、、)
草花や葉っぱ、木の実を好きな時に好きなだけ食べ
外国産の穀物飼料は与えていません。
穀物飼料は高カロリーのため、たくさんお乳が出るそうですが
この工房さんは量より質に重きを置いているのだそう。
動物たちが快適に生活できることを最優先し
「健康な動物から美味しい乳や肉が得られる」ことを実践されているのです。
ソムリエさんが、実際に工房に出向かれた時のお写真を見せて頂きました。
オーナーの松原さん。
呼んでるのは一番前のヤギさんだけなのに、松原さんの後ろをみんなついてくるんだって。
自然交配なので、オスのヤギがいるのですがそれもとっても珍しいのだとか。
(立派な角!)
このブラウンスイス種の牛さんが何ともめんこーーーい!
今回紹介して頂いたチーズたち。
ヤギチーズの「花かご」
これは熟成期間が長くて、カリッとしたアミノ酸の食感もあって
パルミジャーノみたいだった。
これは販売されてないから、今回特別に用意してもらった逸品でした♪
「さくらもちシェーブル(ヤギ)」
桜の香りがほのかにして、ヤギだけどめちゃくちゃ食べやすかったー!
「モッチーズ(牛)」
こちらはそのままでも美味しいけどラクレットグリルで溶かしました。
可愛すぎるお二人。(笑)
めっちゃのびーーーる!
パスタにトロンとしても絶対美味しいーーー!
「フロマージュ・ド・みらさか(牛)」
柏の葉で巻いた白カビチーズ。
これも食べやすくってめちゃくちゃ美味しかったー。
「リコッタ(牛)」
ホエーを加熱して創られた豆腐のような柔らかいチーズ。
蜂蜜を垂らしてももちろん美味しかったけど
わさび醬油でお豆腐みたいにして食べたら、もう絶品でした!
三良坂フロマージュさんのチーズは本当にどれも絶品でした。
放牧乳で作られた牛乳チーズとヤギ乳チーズが同時に食べられるのは
国内ではとても珍しいことだそうです。
チーズの味だけではなく
そのバックグラウンドと、常にストイックに新しいことに挑戦し続ける姿勢。
「国産チーズにおいて、最高レベルの品質の工房さんです!」
とソムリエさんがおススメされるのが良く分かりました。
わたしもこの工房さんに行ってみたーーーい!
次回は6月末に「東日本の国産チーズ」を予定しています。
ここでしか味わうことのできないチーズを是非、食べに来てねー♪
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。